こんにちは。私は、韓国視覚障害教師の会で会長をしております「キム ホンヨプ」と申します。
最初にこの親善交流大会が開かれるまでにほぼ1年間にわたり計画を実行され、些細なこと一つにまで気を使っていただいた日本の全国視覚障害教師の会の、重田代表をはじめとする会員の皆様に感謝申し上げます。2013年12月28日第1回韓・日視覚障害教師の会親善交流大会を終えて、私たちはお互いに知ることができなかった両国における教師の会について、それまで以上に関心を持つようになりました。韓国には「袖触れ合うのも多生の縁」ということわざがあります。私たち両国の教師の会は、すでに袖だけでなく手も触れ合いましたので、これは「前世で結ばれた縁(=多生の縁)」を超えて「現世で結ばれる必然」になったと言えるのではないかと思います。私たちはお互いに言葉も文化も違います。しかし、共通点があります。それは、まさに私たちが視覚障害というハンディキャップを負っておりながら、立派に後進の児童・生徒・学生たちを指導している教師であるということです。
今年は、韓国では未年(ひつじとし)といいます。それも青い羊の年となっています。一般的に未年生まれの人の特徴は、従順で集団生活を楽しむとされています。そのせいでしょうか、未年生まれの人は社会性に秀でており、共同体にうまく溶け込む性質があるそうです。韓国と日本の視覚障害教師の会もこのような羊の性格のように、これからもお互いに理解し助け合う発展的な関係になれればと思います。一つの社会で視覚障害者が一人の堂々とした教師としてひときわ高く見られるためには教職に対する専門性を持つことは基本ですが、各種施設、制度及び社会についての認識を常に新しいものに変えていくことが必須です。本日の親善交流大会とセミナーは、視覚障害教師の専門性の向上と権益の増進、一般社会との統合について両国間の価値ある議論の場になるでしょう。改めて本日参加された日本側教師の会の皆様に感謝の意を表しつつ、短い時間ですがいい思い出となることを望んでやみません。