第2回日韓親善交流大会
全国視覚障害教師の会 代表 重田雅敏

 2014年12月28日に韓国ソウルで行われた第1回日韓親善交流大会の成功を受けて、2015年1月17日に横浜で第2回日韓親善交流大会が開催されました。  今回は、韓国から通訳のオ・テミン氏やチョソン大学教授のキム・ヨンウィル氏を含め12名の先生方が来日されました。  また日本側の視覚障害教師を中心に、通訳やボランティアの方など総勢70名を超える方々が参加されました。  そして記念講演・全体会・分科会・親睦行事など活発な交流が繰り広げられました。  私たちは、同じ境遇の教職に携わる仲間と出会い、思いを共有し、絆を深められたことを心よりうれしく思っています。  視覚障害の教師は、日本には、もちろんのこと、外国にも多数存在し、一生懸命頑張っている姿があることを、一人でも多くの方々に知っていただき、障害者の社会参加と共生社会の実現に近づくことをねがっております。

目次

1 概要と四日間の様子
(1)全体報告 「思いは国境を越えて」 
(2)大会までの準備
(3)第1日目 1月15日(木)
(4)第2日目 1月16日(金)
(5)第3日目 1月17日(土)
(6)第4日目 1月18日(日)

2 来賓挨拶と記念講演
(1)日本側代表挨拶(JVT代表 重田雅敏)
(2)韓国側代表挨拶(KBTU会長 キム・ホンヨップ)
(3)日本側来賓挨拶(指田忠司)
(4)日本側来賓挨拶(日本盲人会連合副会長 鈴木孝幸)
(5)日本側来賓挨拶(国際視覚障害者援護協会理事 新井愛一郎)
(6)韓国側来賓挨拶(朝鮮[チョソン]大学校教授 キム ヨンイル)
(7)記念講演 「私の授業づくり」(嘉悦大学教授 生井良一)

3 全体会
(1)日本側活動報告(全国視覚障害教師の会 事務局長 馬場洋子)
(2)韓国側活動報告(KBTU総務 キム・ホンヨン)
(3)日本側事例報告@ 「日本における盲人教師の役割って何だろう」(宮城教育大学教授 長尾博)
(4)日本側事例報告A 「私が目指す授業」(葛飾盲学校英語科教諭 櫻井昌子)
(5)韓国側事例報告@ 「視覚・知的併設の総合特別支援学校の現状と課題」(蔚山ヘイン学校 特別支援教師 キム チャンス)
(6)韓国側事例報告A 「特別支援教師としての3年間をふりかえって」(ホヮモク小学校 特別支援教師 キム ウニョン)

5 分科会報告
(1)第1分科会「視覚障害教師の存在意義と展望」
(2)第2分科会 「視覚障害教師ならではの授業作りと教材作りの実例」
(3)第3分科会「視覚障害に由来するトラブル発生の経緯と対処の実例」

4 日本側から寄せられた感想
(1)全国視覚障碍教師の会前代表  山口 通 「海を越えた子どもたちと障害者への思い」
(2)第2回日韓親善交流大会の感想 (盲学校 英語科教師 馬場洋子)
(3)思いは言葉の壁も越えて〜第2回日韓親善交流大会を終えて〜(盲学校 数学科教師 大川 達也)
(4)日韓交流会の感想(盲学校英語科教師 宮地朝子)
(5)韓・日視覚障害教師の会親善交流会感想(盲学校小学部教師 川崎満寿男)
(6)第2回日韓親善交流大会の感想 (高校英語科教師 大胡田 裕)
(7)どの学校もこんなだったらいいのに−葛飾盲学校を見学して (ガイドボランティア 加藤雅子)
(8)感想文 (小学校教師 岩本亜紀) (9)自分の世界が広がった楽しい出会いに感謝 ガイドボランティア 阿部祐子

5 韓国側から寄せられた感想
(1)指先と心で感じた日本 (アサン・ソンシム知的障害特別支援学校 音楽教師、韓国視覚障害教師会会長 キム・ホンヨプ)
(2)韓日視覚障害教師親善交流大会に参加して (チョンソン・ファモク小学校 特別支援学級教師、韓国視覚障害教師会副会長 キム・ウニョン)
(3)視覚障害教師の日本踏査記 (ソウル・キョンウォン中学校英語教師、韓国視覚障害教師会総務 キム・ホニョン)
(4)貴重なプレゼント (ソンナム・ヘウン知的障害特別支援学校 音楽教師、韓国視覚障害教師会 韓日交流担当 イ・ナヨン)
(5)日本語学習が楽しくなった理由 (テグ・セミョン知的障害特別支援学校教師 ぺ・ダウン)

6 総括(報告書冊子からの抜粋)
第二回日韓親善交流大会を終えて−−その成功の要因とは−−(南沢 創)


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2015年8月更新