韓国視覚障害教師の会(以下KBTUと呼称します。)は、公立学校に勤務する特別支援教師及び一般の教師で構成された団体です。2013年1月の調査によれば、韓国には全国に506名の視覚障害教員が職に就いています。これは韓国全体の教員数約43万名の0.1%に相当する数です。506名の視覚障害教員中380名が盲学校ではなく公立特殊支援学校及び普通学校に在職していると把握されており、我々KBTUには、この中の約15%に相当する55名が会員として加入しています。
KBTUは2009年8月に結成され、2010年10月からは毎月定例会を開いています。2011年1月からは毎年定期総会を開催し会長と役員を選出し、毎年7〜8月には夏季学術セミナーを開催しています。2011年5月には韓国のポータルサイト「ダウム(DAUM)」に「KBTUカフェ」を開設し、現在まで教育関係資料と情報を共有するプラットフォームとして活用しています。KBTUでは2011年にシルロアム視覚障害者福祉館と補助工学機器支援協約を締結、2012年に国立障害者図書館と教材代替資料製作に関する協約を締結、2013年に国民権益委員会に視覚障害教師支援に対する陳情書を提出するなど視覚障害教員のための権益向上活動繰り広げています。また、2013年からはKBTU内でギター同好会、バンド同好会など小グループ活動をしており、福祉館などで実施する各種教育プログラムにも共同で参画しています。
2014年定期総会では、キム ホンヨプ会長、キム ウニョン副会長が選出され、KBTU教師間での情報交流を増やすため教師同士によるメンター・メンティー(相互助言)活動を始めました。昨年6月にはネットワーク結合ストーレッジ(Network-attached Storage)を購入し、教育資料をより簡単に共有するシステムを構築しました。定例会としては、観劇、故宮見学、暗闇での対話(Dialogue in the Dark)鑑賞など様々な文化活動をしており、昨年7月からはKBTU定例会をソウルだけでなく地方でも開くようにしました。今後とも多彩で有益な活動をより多く実施するKBTUにしたいと思います。
ありがとうございました。