2004年12月,教職6年目。突然物が見づらくなる。ステロイドパルス治療で回復。
「次年度も教師を続けられるよ」と言われていたが、2005年3月下旬に再発。
4月,治療に専念するため休職。7月に手術を行うが、12月には右目鼻先に光覚を残
し全盲になる。
うつ病になるが、京都ライトハウス鳥居寮に入寮し、目が不自由な仲間に出会う。
工夫をすれば、できるようになることがたくさんあることに気づく。見えないこ
とを伝える講演活動を通し、もう一度現場に戻りたいという思いが高まる。
2008年,復職の思いがあることを学校に伝える。
「このままでは分限免職になり退職金が出ない。依願退職をして退職金をもらっ
たほうがいい。」と、復職に好意的でない人に退職を勧められる。
JVTの拡大役員会に参加し、「見えない私に教師としての価値はあるのでしょ
うか?」と質問したところ、「ある。」と強く言って頂いたことで復職への信念
が固まる。
2009年4月復職。

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